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黄金の作曲法 これまで私がこのコーナーに書いてきた事を振り返ると、<宝くじ>だの、<懸賞>だのと、あまりのくだらないネタの連発で自分がホトホト情けなくなるではないかっ! 加藤のページ「ひでき塾」の方は、 「ノラ猫お茶吉のエピソードはいい話だった」とか、 「ビールのつぎ方はためになった」 等のコメントが寄せられるのに対して、私の方は 「イメージが壊れた」 「こんな人だと思わなかった」等、 ナニか風評を落としかねない感がある。 しかし、今回こそは 「ああ、クレヨン社通信を読んでいて本当に良かった」 「高い年会費だと思っていたけど、これなら納得できるお値段ね!!」 と思ってもらえるに違いない。 ここまで読んで 「ずいぶん話を引っ張るな…。前置きが長いのは本題の内容が貧弱だからか…?」 なんて、鋭いツッコミはやめて欲しいっ。 では本題に入ろう。 今回のテーマは「柳沼式作曲法」である! これは門外不出の秘法であるからして、 「以前どこかのラジオ局で、柳沼がペラペラ喋っていたのを聞いた記憶がある!」 とかいう余計な事は、くれぐれも、断じて、思い出さないようにお願いしたいっっっ! さて、この会報の別コーナーの中で、私が中学生の時、ギターを使用して作曲を始めたという事を書いた。 まず全く初めての作曲の場合はそのように、何かコード感がある楽器で、好きな楽曲をコピーして弾けるようになる事から始める。 次にその覚えたコードで伴奏しながら、メロディーだけを自分で作り変えてみよう。 最初はまず、真似る事。 真似る事から、学ぶのだ。 勿論すぐにメロディーがひらめく事は少ないので、おススメのやり方としては、カセットテープやMDに何度もメロディーを録音してゆくと良い。 自作の歌詞があればそれをベースに考え、もし詞がなければ「ラララ…」でも良い。 そのようにして思いつくままメロディーを作ったら、録音テープを再生して聞き直す。 その中から「いい感じかな…」と思うフレーズを選び、今度はそれを元にして、同様に録音しながらメロディーを推敲してゆく。 とまあ、音楽の専門知識が無くてもこのような方法でやればけっこうできちゃうモンだ。 しかし! 私の作曲法は更に進化したっ! 前述の方法ではコード進行にとらわれるがゆえに、ワンパターンになってしまいがちなので、現在私はギターを使わない! いわゆる鼻歌(はなうた)だ。 鼻歌で自由に、思いつくまま、気軽に、テキトーに歌ってメロディーを作ってから、あとでコードを当てはめるという逆転の発想だ! 「いい加減!」とか「手抜き!!」等とは言ってはイケナイ!! 厳しい修行により体得したこの黄金の作曲法、「鼻歌作曲法」を、私は惜し気もなく、今ここに公開するっっっ! もうすぐ日本国民・一億総作曲家時代の夜明けだ! 注・鼻歌作曲法は進化したものではなく退化したものだという噂もあります…。 (1998年12月24日 発行 新クレヨン社通信 第六号より ) |
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