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禁煙5日前から禁煙1ヶ月までの様子を毎日記録してあります。
1ヶ月以降の禁煙日記其の二はこちらから。


2006年3月10日(金)
禁煙5日前   禁煙するぞ

今日は母の命日だった。
実家に戻り、墓参りをして今帰ってきたところである。
僕は墓前にこう誓ってしまった。
「今度来るときは禁煙してます。」
息子が母親の墓前に誓えばもう禁煙は成功したようなものである。
あとはいつから禁煙するかだ。
来る日も来る日も休むことなくずっと長い間、僕と付き合ってくれたタバコである。
あっけなくおさらばしてしまうのは、あまりにも寂しいしつらい。
名残を惜しむ時間をつくるのである。
帰りのスーパーひたちの中で考えた。
そして次のように決定した。

1・禁煙は5日後の15日からとする。
2・戻ったら禁煙日記をすぐにつけ始める。
3・禁煙は禁煙ガム(ニコレット)を惜しみなく使う。


というわけで帰宅後、早速こうして禁煙日記を書き始めた。
まだ公開するつもりはないけど、禁煙が確実なものになったら、再び吸い出さないためと、今後禁煙を志す人たちのための資料としても、公開しちまおうと考えてる。

2006年3月11日(土)
禁煙4日前   なんで禁煙するのか1

今こうして吸ってるタバコともあと4日でお別れである。
1本1本を味わいながら感慨深く吸っている。

さて、なんで禁煙に踏み切ろうと決めたか・・・
思い返せばタバコを覚え始めてから、ずっとやめたいやめたいと思いながら吸ってた気がする。
特に最近はどこへ行っても吸いづらいし、嫌煙ブームだし、タバコ高くなったし、パッケージに不愉快なこと書かれるし、この期に及んでもまだタバコ吸わなきゃなんない自分がときどき嫌になった。
リラックスしたいからタバコを吸うのに、タバコを吸うためにすごくストレスがかかるようになった。
録音スタジオもHDに良くないと禁煙のコントロールルームが多くなったし、昔より吸わないミュージシャンも確実に増えている。そして何と言っても柳沼は大の嫌煙家である。というよりすぐに煙で喉を痛めてしまうのだ。だから打ち合わせは電話と決まっている。たまに会って打ち合わせしたりボーカル収録のときはタバコを我慢しながらなので、集中力を維持するのが大変である。
というわけで、
今後のクレヨン社のコミュニケーション能力をアップし、ひいては作品のクオリティーをよりアップさせるために、オレは禁煙するんである!・・・といのもひとつの理由だが、切羽詰った理由がもうひとつあるんで、明日また書くことにする。

2006年3月12日(日)
禁煙3日前   なんで禁煙するのか2

ああ、このタバコを味わえるのもあと3日となったわけだが・・・

さて、なんで禁煙するのかというもうひとつの理由だが、先週の火曜に循環器系の医者から「お前はもう、
吸うな!食うな!飲むな!運動しろ!と言われてしまったからである。言い方はもっとやさしかったけど、要するにこういうことである。

話は9ヶ月前にさかのぼる。
去年の6月に、いきなり動悸が早くなって止まらないんで病院に行ってみたところ「発作性上室頻拍」と診断された。病名は大げさだけど、たいしたことないそうで、点滴受けたら動悸はすぐに止まった。とりあえず心電図もエコーも異常無しで、頻繁に起こらなきゃ放っておいてもいいとのことだった。でも「念のため3ヵ月後に検診に来てください」との話だった。

その後動悸が早くなることもなかったので、全く生活態度を改めることなく3ヵ月後の9月に再び病院に行ってみた。
すると今度は血圧が高いと言われてしまった。「運動するとか、タバコを減らすとかしてまた3ヶ月後に来てください」との話だった。
でもそのとき僕は、診察時間に遅れそうなので走ってきたから血圧も上がったんだろうぐらいにしか思わなかった。

そんなわけでこのときも何ら生活態度を改めることなく3ヶ月を過ごし、3度目の診察を受けることとなった。すると「やっぱり高いですね〜」とのこと。このままだと薬を飲まされそうな雰囲気だったので自ら「今度こそ運動してタバコ減らして3ヶ月後にまた来ます」と宣言して逃げるように病院を去った。

しかしそのときは去年の12月である。忘年会やら新年会やらの飲み会が続き、節制どころかいつもより大いに吸い、大いに食い、大いに飲んで3ヶ月を過ごしてしまったのである。
結果は目に見えてるので行きたくなかったんだけど、仕方ないんで恐る恐る病院に行った。案の定である。「やっぱり高いですね〜、薬出しますね〜、まあ一番軽いのにしときますから・・・」とあっさり降圧剤を処方されてしまった。先週の3月7日のことである。

さらに「薬飲むだけじゃなくて、タバコ減らすとか、食事制限して塩分控えるとか、酒休2日にするとか、運動して体重落とすとか、やってみてくださいね〜、下がらないと一生薬のみ続けることになりますよ〜。」先生は笑みを浮かべながら言ったけど、一生という言葉に、いきなり無期懲役刑を食らったようなショックを受けた。薬を毎日飲まされる上に、吸うな!食うな!飲むな!運動しろ!である。
そしてついに僕は決心することになる。
・・・明日の日記へ続く。

2006年3月13日(月)
禁煙2日前   なんで禁煙するのか3

あと2日か、これが吸えるのも・・・

禁煙するには、禁煙しなければならない理由を明確にして、くじけそうになったらそれを思い出せ、とのことなので、こうして理由を書きつらねてるわけだが・・・というわけできのうの続きである。

しかし、吸うな!は到底無理だとあきらめていた。
そこで僕は
食うな!から始めることにした。食うな!といっても禁煙と違って断食するわけじゃないし、まず、ここからだと決意した。
飲むな!運動しろ!は今すぐは無理なんで徐々にやっていくことにしよう。
そう決めた僕は早速、診察日の翌日の
3月8日から食事制限によるダイエットを始めることにした。

ところが、翌日の9日、ダイエットにあたっての方法をいろいろ検索してみるうちに、はじめて健康というものに目覚めさせられた。というより、目覚めようと意識した。
まず、血圧を高いままにしておくのががいかにヤバイかということを知ることになる。そしてその原因としてタバコがいかにヤバイかということに今さらながら気づかせられた。
いや!気づこうと意識した。と言うほうが正しい。

なぜなら、最近のタバコのパッケージにも恐ろしい文句が書き連ねてあるように、タバコを吸う者は僕を含め誰もが、タバコがいかに体に悪いか、周りの人たちにいかに迷惑か、ほんとはちゃんと知ってるし、当然気づいてるのだ。

だけど、習慣化したものを手放す寂しさや、禁断症状を耐えるつらさに負けて吸うことを正当化してるだけなのである。
僕はタバコに対してちゃんと向き合うことにした。

というわけで、その翌日の3月10日、僕は母の墓前に禁煙を誓うことになるわけなのである。

2006年3月14日(火)
禁煙前日   最後の晩餐

とうとうタバコ人生最後の日を迎えた。

今、薬局でニコレット96個入りと、禁煙パイポを5箱。そしてサンクスで我が人生最後(になればいいが・・・)のタバコ、セブンスターを1箱買ってきた。
今パッケージを開けてジッポーで火を付けた。ああ、このチン、ジュボッ、カシャッ、という慣れ親しんだオイルライターの連続した金属音も聞けなくなるのか・・・やっぱりライターだけは捨てずにとっておこう。

というわけで明日から禁煙するんであるが、事前にネットで公開されてるタバコ依存度テストというのをやってみた。
いろんな種類のテストがあったけど、僕の場合はいずれも重症だった。禁煙における離脱症状の強さは、本数と、吸ってるタバコのニコチンの強さと、喫煙年数と、吸い込み方の強さに比例するらしい。いずれも僕はハイクラスである。
これから僕はニコチンガムのニコレットを使って禁煙しようとしてるわけだが、ニコレットの使用数と試用期間もタバコ依存度の高さに比例するらしい。説明書によれば僕の場合、ちょっとやそっとじゃやめるのはむずかしいようである。
だから僕の心構えとしては単にニコレットで禁煙しようというつもりじゃなく、明日からはニコレットという禁煙補助剤による「ニコチン置換療法」という、
ニコチン依存症の治療を始めようと思ってるわけである。

ところで、僕は明日から始まる禁煙の1週間前の3月8日から、食事制限によるダイエットを始めてるのだが、1.5キロ体重を落とすことができた。
ここ1週間は外で飲むことをしなかったけど、今夜はタバコと過ごす最後の晩餐である。
これから近所の居酒屋で大いに吸って飲んで酔っ払っちまうつもりだ。

2006年3月15日(水)
禁煙初日   最後の1本

今、ニコレットを噛んで、パイポをくわえながらこれを書いてる。
とうとう禁煙が始まった。
やっぱりこの日記を禁煙前から書いておいてよかった。
夕方すごく吸いたくなって「やっぱり禁煙は明日からにしよう」と思ったんだけど、今まで書いておいた日記が無駄になっちまうので思いとどまった。その後ニコレットを1時間ごとに噛んでなんとか落ち着いている。

現在午後11時である。禁煙してから10時間が過ぎた。ということは、本日午後1時に最後の1本を吸った。
ほんとはきのうのうちに吸ってしまうつもりだったんだけど、不覚にも2本残したまま寝てしまった。

きのうの日記にも書いたとおり、僕は昨夜最後のタバコ11本持って馴染みの居酒屋「庄助」へと出かけた。そこでホッピー2杯、サワーを2杯、日本酒2合と久しぶりに大いに飲んで、タバコを8本吸って大変満足して家に戻った。
午後10時だった。残ったタバコは3本である。これを日付が変わる前に吸っちまおうと1本吸った。その後テレビを見ながら横になってたら気づいたのが午前5時だった。

「しまった!2本残した!」と思ったが、「別に最後のタバコなんだから今日吸ったっていいや」、と考え直し、すぐに1本吸った。
しかし2本目、つまり生涯最後の1本になったとき、なかなか火をつけられなくなってしまった。これで終わりかと思うと寂しくてピリオドが打てないのだ。「この1本だけ記念に残しておこうか、やっぱり今吸おうか、それとも吸わずに捨てちまうか・・・」などと悶々としながら結局手を出せず、電話やらメールやらに追われて午前中を過ごした。

12時ごろに仕事先のH氏から「一緒にまる玉ラーメン食おう」と電話があった。僕が音楽を担当したDVDが出来上がったので届けるというのだ。まる玉ラーメンは近所にある行列のできるラーメン屋だが濃厚である。H氏に僕が1週間前からダイエットしてることを告げると、待ち合わせ場所を僕のマンションのすぐ下にある賀茂川というそば屋に変更してくれた。
しかし、僕はそこでショッキングな光景を目の当たりにする。長いこと禁煙してたはずのH氏がキャスターに火をつけうまそうに吸い出した。
「あれ?禁煙したんじゃないの?」
「もうやめた」
「なんで?」
「禁煙なんてするもんじゃない、体に悪い」
「おれ、ダイエットと一緒に禁煙もしようと思ってるんだ・・・」
すると彼は「ふうん・・・」と不適な笑みを浮かべると、
「人にはあんまり言わないほうがいいよ、どうせ続かないから」
「・・・・・・。」
僕は絶対にやめてやると心に誓った。

家に戻ると1時を回っていた。僕は居住まいを正し、最後のセブンスターにジッポーで火をつけ、深々と肺まで吸い込んだ。午前中吸ってなかったことも手伝って実にうまい。僕は深く吸い込んだとき特有の肺にガツンとくる感じや、頭がクラッとくる感じを一服、一服、ゆっくり堪能し、我が人生最後のタバコを消した。

2006年3月16日(木)
禁煙2日   ニコレットその1 

最後の1本を吸ってから30時間以上経過した。
二十数年来の新記録である。
きのうの初日は禁煙4時間目にすごいのが襲ってきたけど、今日の実感としては予想してたほど離脱症状(禁断症状)はきつくない。
たぶんニコレットのおかげだろうと思う。
きのうは噛むタイミングをはずして失敗しかけたが、今日からは最初の目標でもあったようにニコレットは惜しみなく使うようにしてる。
だから吸いたいと思ったらすぐにニコレットである。メシ食うときと寝るとき以外はほとんどニコレットが口の中に入ってる状態だ。
ニコレットを噛みだすのは今回が初めてじゃない。過去何度かタバコをやめる練習で噛んだことはあるんだけど、ニコレットを噛んだからといってタバコ吸ったみたいな気分になれるわけじゃないし、吸いたい気持ちがタバコ吸ったみたいにすぐに治まるわけでもないので、より強い刺激を求めて、ニコレット噛んでるのにタバコを吸っちまったり、噛みながら吸っちまったりして、練習はちっともうまくいかなかった。
だから今回はタバコの代用品という位置づけをやめて、「今ニコチンを確実に口の粘膜から吸収させてるんだ」という意識で噛むようにしてる。するとなんとなく、いつの間にかちょっとイライラがゆるくなったかなって感じがする。
タバコ吸いたい気持ちはずっとつづいてるけど、きのうみたいに強烈なのが襲ってこないのは、たぶんニコレットが利いてるんだろうと思い込むようにしてる。

ところで、さっき気づいたんだけど、2003年に書いた僕の50の問答のところで「今度こそ禁煙してる」なんて書いたけど、あれはウソでした。ごめんなさい!あれを書いたあと禁煙するつもりだったんだけど、やめられませんでした。

2006年3月17日(金)
禁煙3日   タバコは3日で・・・

3日目に突入した。
もはや未知の世界である。
常にタバコを意識してしまってる状態なのだが、たまに意識してないときいつもの調子でタバコを吸おうと探してしまうときがある。
そのとき禁煙してたことを思い出す瞬間。これがつらい。

以前「タバコは3日でやめられる!」という本を読んだ記憶があるけど、確か禁煙は3日間がいちばんきついので3日我慢すればあとは楽勝みたいなことが書かれてたと思う。
タバコ吸いたい度指数はきのうと変わらないような気がする。
このまま徐々に収まってくれると助かるんだけど・・・

今夜はタバコの吸えない寿司屋のカウンターで、日本酒を飲んで寿司を食ってみた。寿司食いながらニコレットは噛めないのでつらくならないようすぐ店を出たが、以前は決して座らなかった席なのでちょっとうれしかった。

2006年3月18日(土)
禁煙4日   この日記について

とりあえずタバコは3日ではやめられない。
タバコ吸いたい度はここ4日間変化なしだ。
そんなにきつくもないけど、そんなに変化がないってことはニコレットによるニコチンが一定量吸収され続けてるんだろうと予想している。

ところで、禁煙始めた人が一番気になることは、いつになったら楽になるか、いつになったらタバコ吸いたいと思わなくなるか、だと思う。もそうである。
禁煙補助薬の説明書には禁煙後1〜2週間がピークと書いてあるし、個人が書いてる禁煙のweb日記なんかには2〜3日がきつかったけど後は平気、とか、半年経つけど変わらない、とか様々である。
個人の禁煙日記は人それぞれだけど、同じようにがんばってる同志の姿を思い浮かべることができて禁煙中の者には心強い。というわけで、この日記もいつ公開できるかわからないけど、公開の暁にはそんなふうに
禁煙を志すひとたちの励みになってくれたらと思う。少なくとも僕のようにニコレットを使って禁煙しようという人の参考になってくれたらうれしい。
そのためにもはこの日記(禁煙に関する記述)をなるべく
冷静に客観的に書くつもりである。

しかし、禁煙者にとって一番気になる離脱症状の緩和状況については、わかりやすい数字で表すことができないところが難しいところだ。

2006年3月19日(日)
禁煙5日   ダイエット

吸いたい度がアップしてるようには思えないんだけど、毎日同じように我慢してるのが続いてるんで、アップしてると思ったりもするが・・・多分気のせいだと思う。
ニコレットは、数を勘定することなく気がつけば噛むようにしてる。たぶん今のところ1日10個弱ってとこか・・・

さて、禁煙すると太るというのはほんとうらしい。単に口寂しくなって食べちゃうとか、ごはんがおいしくなるだけじゃなくて、ニコチンを絶つことでエネルギー消費が悪くなって太るという。

は禁煙の1週間前からダイエット(食事制限のみ、運動と酒量を減らすのはまだやってない)してるが、確かにダイエット開始から禁煙の日までは徐々に右肩下がりなのに、禁煙開始日から右肩上がりの傾向にあるようだ。

特にむずかしいカロリー計算で食事制限してるわけじゃないけど、今まで食ってたり飲んだりする量が果てしなかったので人並みにするだけでも最初は痩せてきた。
さらに今のところ朝はこんなふうなサプリメントを牛乳に溶かした青汁で飲むのみとしてる。確かに腹は減るけど、空腹だとそれほどタバコが欲しくならないから助かる。でも腹いっぱい食ったあとのプハ〜〜ってのがたまらなかったんだけど。
2006年3月20日(月)
禁煙6日   吸うな!と食うな!

なんでこう毎日規則的に吸いたい気持ちがやってくるんだろう?
そのたび「あ、オレやめてたんだっけ」と悟る瞬間が切ない。

ところできのうの日記でも嘆いてたけど、やはりダイエットと禁煙を一緒に始めたのは間違いだったか!吸うな!食うな!の同時進行には無理があったか!
増え行く体重計を見ながらトホホな気分にになってしまう今日このごろである。
タバコをやめると太るだぁ?ざげんじゃねえぞ!!
タバコなんかちっともいいところねえのにせめてやめたら痩せるぐらいの効能あってもおかしくねえじゃねえかっっ!!!
百害あって一利なしとは、まさにおめえのことを言うんだよっ!
おめえとはタバコっ!おめえだ!
・・・ああ、でもタバコよ、こんな一利なしのおめえだが、雨の日も、風の日も、うれしいときも、悲しいときも、いつもそばにいたなあ・・・6日前におめえと別れたばかりなんで、名残惜しくてたまらないが、もうおめえとはおさらばだ!バイバイだ!あばよだ!達者でな!思えば未成年から太くて短いけどやたら強いおめえを吸い続けてた。短い希望に火をつけては消し、短い希望に火をつけては消し、名前はショートホープだった。おめえとの付き合いは実に長かった。おめえとオレは同じ青春を一緒に駆け抜けたような気がするぜ。ショートホープ・・・ああ、おめえの名を呼ぶだけでなんか泣けてくるぜ。十年以上の付き合いだったけど、ある日おめえはオレに断りもなくセロファンの材質を変えやがった。オレはおめえの後ろから爪の先でセロファン剥がすの好きだったのに、セロファンが丈夫になってできなくなっちまったじゃねーか!それにおめえはフィルター短いから指の黄色いのが取れないし、弱いタバコがはやりだして自動販売機でおめえを見つけるのに苦労するんで、そのころ発売されたハイライトマイルドに替えちまったんだぞ!オレの好きな谷啓がCMやっててデザインもかっこ良かったからだ。ショートホープほどじゃねえが、ハイライトマイルドよ、おめえとも長かったなぁ。けど、おめえも売れ行きが悪くて自動販売機から姿を消してなかなか手に入らなくなった。仕方ないんで数年前からどこにでもいるセブンスターにした。どのタバコもみんな百害あって一利もねえやつらだったが、みんないいやつらだった。つらいときは慰めてくれたし、楽しいときはより楽しくさせてくれた。オレは一日30本とそれほど多くなかったけど(多いのかもしれないが)吸うときは常に煙を深々と肺まで入れて、口と鼻からゆっくり吐き出してた。吸ってる途中で決して灰皿におめえらを置くことはしなかったし、いつも指が熱くなるくらいフィルター寸前まで吸い続けてた。オレは今までおめえらを決して粗末にすることなく、1本1本大切に扱ってきたんだ。オレはポーズやカッコつけや気晴らしじゃなくて、本当におめえらがたまらなく好きでおめえらを吸い続けてたんだとしみじみ思う今日このごろである。であるからして、おめえらが今でも名残惜しいつーか、離脱症状もそう簡単に消えないんだと言い聞かせてるんである。

2006年3月21日(火)
禁煙1週間   増減記録開始

やっと1週間が過ぎた。いつもは時が経つのが早いのに今週ばかりはすごく長く感じた。
きのうの日記は禁煙とダイエットについて書くつもりだったのに、思わず感情的になったり、感傷的になったりしちまった。確かに最近は禁煙のせいで情緒不安定である。

情緒不安定の他に離脱症状として最近自覚するのは、何の前触れもなく急に眠くなったりする。特に文字を追ってるとき急に強力な眠気がやってくる。それと寝ようとおもってもなかなか寝付けないこともある。調べてみたら眠気も不眠も離脱症状では代表格らしい。

少しは禁煙したらこんないいことがあったとか明るいこと書きたいんだけど、相変わらずタバコ吸いたい気持ちは変わらないし、ニコレットは噛みっぱなしだし、そんなに食ってないのに体重増えてくるし、かなりイライラである。

とりあえず、禁煙後右肩上がりの体重が続いてる自分への戒めのために、体重を本日から公開することにする。でも、体重をモロに書くとリアル過ぎるんで、
禁煙開始日からの増減を記録することにする。きのう一日ほとんど野菜しか食わなかったせいか600グラム減ってた。

禁煙開始からの体重の増減 +0.1kg
     ”   体脂肪の増減 -1.3%


2006年3月22日(水)
煙8日   哀煙家

「ああ!タバコ吸いてー!」さっき思いっきり叫んじまった。
ニコレットを噛みながらである。少なくとも今までタバコを吸いながら「ああ!タバコ吸いてー!」と叫んだことはない。ニコレットの効き目なんてそんなもんである(もちろん個人差はあるだろうけど)でもたまらなく吸いたくなったというわけでなくて、吸いたい気持ちが延々と粛々と続いてることへの苛立ちである。吸ってなくても規則正しくやってくるこの吸いたい気持ちに「おめえバカじゃねーの」って言ってやりたい。
そんなわけで禁煙初日から離脱症状が和らいでる気配はない。いつもダラダラと吸いたい。逆に言えばダラダラとニコレットが効いてるということか。
「1本だけ、一服だけ・・・」とつい思ってしまう。これを業界用語?で1本オバケというそうだ。この1本オバケの誘惑に負けてついつい1本吸っちまうと、必ず1本で終わらなくなり喫煙再開となるそうだ。

今日打ち合わせで会ったディレクターも1年間禁煙してたのに、また3年前から吸い始めたと聞いてる。彼もつい1本が原因だったと記憶している。
彼の会社のロビーは分煙になっていて、喫煙者は換気扇のテーブルで立って打ち合わせしなきゃなんないことになっている。僕が吸うと思ってる彼は、当然立ったまま打ち合わせを始めた。結局彼は僕が最後までタバコを吸わなかったことに彼は気づいてくれなかったのだが、彼のタバコの吸い方は、実に丁寧にうまそうに吸う。まさに愛煙家である。
でもその愛煙家の彼の吐く煙を密かに堪能してる自分が哀しい。
最近は「愛煙家」ではなく「哀煙家」と書くんだそうだ。まさに哀しい。どこかの掲示板では「暴走族」を「珍走団」と呼んでいたように「喫煙者」を「珍煙者」と呼んでるようだ。
そしてタバコは「嗜好品」ではなく「死向品」だそうだ。

禁煙開始からの体重の増減 +0.1kg
     ”   体脂肪の増減 -1.3%


2006年3月23日(木)
禁煙9日   シーケンサー

は音楽を作る仕事をやってる。・・・ってクレヨン社ファンじゃなくてこの禁煙日記から読む人のために書いておく。
さっきいつものようにシーケンサー(音符を打ち込んだり編集したりするマシンというかソフト)で音楽をこしらえていたら、突然すごく悲しい思いをした。
部分的なエディットをずっと続けて、いざ曲アタマに戻して右中指がプレイボタンを押したとき、左手が勝手に何かを探してた。タバコである。
「ああ、タバコ吸えないんだった・・・」といつものように何気なく思ったのだが、次の瞬間、ものすごい虚しさが襲ってきた。
前にも書いたけど、禁煙してから今まで無意識にタバコを探したことは何度もあった。だけど今日ほど途方もない喪失感を感じたことはなかった。
は音をプログラムするときは何度も部分的な作業を繰り返し、いざ、曲アタマから聞こうというときは必ずタバコを吸っていた。映画「ミザリー」に出演した小説家が小説書き上げたとき1本吸うみたいに、とりあえずの完成品を客観的にチェック、かつリラックスして鑑賞するため、巻き戻してアタマから聞き直すときは必ず1本吸っていた。
それがもうできないのだ。

僕の親父は絵描きをやってるが、十数年前に禁煙した。
「禁煙してから辛くなったのは大きい絵を描くときだ。離れて絵の全体を見るときタバコが吸えないからなあ・・・」
禁煙してしばらく経ったときポツリと親父がそう言った。
今、親父の気持ちが痛いほど良くわかる

禁煙開始からの体重の増減 +1.0kg
     ”   体脂肪の増減 -1.7%

2006年3月24日(金)
禁煙10日   ほんとに利いているのか?

「いつになったらおまえは煙欲しくなくなるんだ〜!」と自分の肺に向かって叫びたい気分である。
実際は肺が煙を欲しがってるんじゃなくて、脳がニコチンを欲しがってるらしい。
タバコを吸うと急激に(約7秒で)脳の受容体とニコチンが結びついて、快感中枢を刺激して、その快感がタバコ依存につながるんだそうだ。

ニコレットのような禁煙ガムはゆっくりニコチンを補給するんで急激な快感はないけど、依存性はなく、離脱症状も緩和できるという理屈である。
しかし、正直に言うと、これは最初からの印象なのだが、そもそもニコレットが本当に利いているのかどうか疑わしい。今でも絶え間なく噛んでいるが、利いてるという実感がない。少なくともタバコを吸って急に落ち着くとか、大田胃酸をのんで急に胃がスッとするなどという劇的な変化は全く感じない。でも噛まないと禁煙初日みたいにひどい目に会いそうなんで1日中噛んでるという状態だ。


なぜか今日は大幅に体重が落ちた。特に変わったことはしてないけど、きのうだいぶ落ち込んだショックのせいか・・・

禁煙開始からの体重の増減 -1.3kg
     ”   体脂肪の増減 -1.9%

2006年3月25日(土)
禁煙11日   禁煙マラソンカウンター

だんだんつらくなってるわけじゃないんだけど、来る日も来る日も同じようにダラダラとタバコを我慢してるのことに、だんだんイライラがつのってくるのがつらい。
たぶんダラダラと吸いたいのが続いてるのはニコレットを噛んでいるからで、もしやめたら強烈なのが襲ってきて吸っちまうのか?
それとものたうちまわりながらでも我慢できるものなのか?
もしのたうちまわりながらでも我慢できたら体内から早くニコチンが消えてこのダラダラから早く抜け出せるのか?
と、いつもそんなことを考えているんだが、結局自信がないので今日もこうしてニコレットを噛んでいる。

夕方からは神楽坂のドトールコーヒーで女性コーディネーターとの打ち合わせがあった。僕が先についたので迷わず禁煙席に座った。今まで喫茶店に入ってタバコを吸わなかったことがあるだろうか?
「あれ?加藤さんてタバコ吸いませんでしたっけ?」
打ち合わせの途中で彼女に聞かれた。先日のディレクターと違って彼女はよく気がつく女性である。
「間違って座っちゃったんです。面倒だからここでいいんです」
なんとなく照れくさくて禁煙してると言い出せなかった。
それにしても打ち合わせ中、喫煙席から漂ってくるタバコの香りは魅力的だった。特にコーヒーとタバコの香りのミックスはいい。タバコ吸わない人もこのミックスの香りが好きな人いるんじゃないかと思うくらいだ。僕は禁煙してるからといって、タバコ吸える場所や、吸ってる人や、タバコの香りを嫌いになれない。

ところで、
禁煙マラソンカウンターというソフトを設置したので、今日から結果を日記に貼り付けることにする。禁煙した日と、一日に吸ってた本数と、一箱の値段を入力すると、禁煙時間と、吸わなかった本数と、浮いたタバコ代と、延びた寿命まで自動的に表示してくれる。
ちなみに僕は11日間禁煙しただけなのに1日も寿命が延びてしまった。ほんとか!

禁煙開始からの体重の増減 -0.6kg
     ”   体脂肪の増減 -1.5%

禁煙時間 0年 0月10日 0時間51分
吸わなかった煙草 301本
浮いたタバコ代 4214円
延びた寿命  1日 3時間35分

2006年3月26日(日)
禁煙12日   ポケットに

最近出かけるときいつも何か忘れ物したような気になってしまう。ポケットに何か足りないような気がするのだ。
以前は家を出るときは最後に、鍵とタバコとライターと携帯灰皿をポケットに入れて出かけていた。最近は鍵とニコレットとパイポである。いつものかさばる荷物がないので心もとない気がするのだが、「あ、もうタバコ吸わないんだっけ」と思うと、ちょっとさびしいようなちょっと得したような・・・早くニコレットもパイポも持ち歩かずにすむようになればいいけど。

さて、きのうついに柳沼に禁煙してるぞ宣言をした。
タバコを吸う僕しか知らない柳沼は大変驚いて、ものすごく喜んでくれた。
今日は陣中見舞いということで柳沼が我が家へ来た。
禁煙の手伝いはできないけど、ダイエットは手伝えるということで、ダイエット本やら、ダイエット食品やら、ダイエットグッズを持ってきてくれた。
柳沼は16キロ近く痩せた経験を持つダイエットの第一人者である(すっかりリバウンドしたうえさらに肥えたが)オレのこの体重の日々の増減について聞いてみたところ、誰もが増減を繰り返しながら痩せていくんだそうだ。
僕に触発されたらしくどうやら柳沼もダイエットに目覚めたようである。

そろそろダイエットも、食うな!以外、飲むな!や、運動しろ!も始めなくちゃなんないんだけど、なかなか踏み切れない。

禁煙開始からの体重の増減 -0.1kg
     ”   体脂肪の増減 -1.5%

禁煙時間 0年 0月11日 0時間49分
吸わなかった煙草 331本
浮いたタバコ代 4634円
延びた寿命  1日 6時間20分

2006年3月27日(月)
禁煙13日   チャリダイエット

運動しろ!ダイエットの皮切りとして、本日自転車遠乗りを試みた。
目的地は柳沼宅である。電車だと片道1時間(かなり遠回りになる)、クルマだと30分の距離だが、今日はチャリで1時間半かけて到着した。
今日は初めてタバコをやめて良かったと思えた。
久しぶりに落ち着いてアルバムの打ち合わせができたからである。電話と違って実際に音を聞いたり歌ったりしてのコミュニケーションはお互いのイメージが伝わりやすい。
最近柳沼が気に入って聞いてるという音楽もチェックさせてもらったが、趣味が合うようなので安心した。
これからは週に一度くらいはチャリダイエットを兼ねて打ち合わせに行こうかとも思ったんだけど、帰りは強い向かい風になって足はつるし、ヒザは痛くなるし、結局2時間以上時間かかってやっとの思いで帰宅した。今も体中がが痛い。全くもって体がなまってしまったようだ。
やはりもう少し軽めの運動から始めることにした。
それと自転車に乗ってるときもニコレット噛んでる自分が情けない。

それにしても最近のオレは食生活は以前と比べて、かなりヘルシーで量も少なくなったと思う。運動らしい運動は今日の自転車が最初だけど、出かけるときはなるべく早足で歩いて、積極的に階段も使うようになった。世間から見れば普通かもしれないがオレにとっては劇的な変化である。しかしながら体重が減らないのはやっぱり禁煙のせいだろうか?努力が足りないからか?

禁煙開始からの体重の増減 -1.1kg
     ”   体脂肪の増減 -1.2%

禁煙時間 0年 0月12日 0時間46分
吸わなかった煙草 360本
浮いたタバコ代 5040円
延びた寿命  1日 9時間 0分

2006年3月28日(火)
禁煙2週間   ニコレット2箱目

今日でニコレットが切れた。
禁煙前日に買ったニコレットが96個、以前未使用だった12個を足して、禁煙カウンターの数字で割ると、1日約8個噛んでいたことになる。
数えながら吸ってたわけじゃないけど、オレの吸っていたタバコの量からすればこの時期(初期)なら適量らしい。もっと噛んでたような気がしてたんだけど、そうでもない。でも考えてみればタバコ1本吸うのに3分程度だが、ニコレットは1時間以上口の中に入れてるんで8個というのもかなりニコレットびたりなのかも知れない。
しかもニコレットは一個約70円である。1日8個噛むと560円。タバコ2箱分だ。オレは1日30本だったから1箱半である。今のところタバコよりニコレット代の方が高くついてる。

今日はニコレットミント48個入りを買ってみた。
するとニコレットミント発売記念「やめて貯める貯金箱」というのがついてきた。タバコ代をここに貯めろと言いたいのだろうか?ニコレット代の方が高いのに・・・

禁煙開始からの体重の増減 -0.4kg
     ”   体脂肪の増減 -1.9%

禁煙時間 0年 0月13日 0時間45分
吸わなかった煙草 390本
浮いたタバコ代 5460円
延びた寿命  1日11時間45分

2006年3月29日(水)
禁煙15日   離脱症状 

はっきり言って禁煙15日目も初日も変わらん!
初日そんなにきつくないと思った印象がず〜〜っと続いてるだけで、ただタバコの代わりにニコレットを消費してるだけである。
オレもせっかくなんでだいぶ良くなったとかなんとか書いて、禁煙を志す人たちの励みにしてやりたいところなんだが、こんなふうな印象が正直なところなんで仕方がない。

ただ、
タバコに触れる習慣みたいなものが徐々に薄れていきつつあるのは実感できる。それと、ニコレットのおかげで、煙そのものに依存させられてたわけじゃなく、煙に含まれるニコチンに依存させられてるということを理解できるようになったので、煙を吸い込む行為そのものへの執着も薄れてきた気もする。
それと、タバコを吸うことによって気分が良くなってたんじゃなくて、タバコを吸うことによって吸わない時間を気分悪くさせられてたと思えてきた。
だから離脱症状を脱するということは、吸わない時間を常にいい気分にさせる努力に他ならないわけなので、ちょっとやそっとじゃ難しいとも思えてくる。

禁煙開始からの体重の増減 +0.5kg
     ”   体脂肪の増減 -1.4%

禁煙時間 0年 0月14日 0時間42分
吸わなかった煙草 420本
浮いたタバコ代 5880円
延びた寿命  1日14時間30分


2006年3月30日(木)
禁煙16日 心理的変化

相変わらず僕の体(脳か?)はタバコ吸いたいと言ってるし、ニコレットの量も変わらないけど、きのうあたりか心理的な変化に注目している。
つまり吸いたい度は変わらないんだけど、それを我慢することに慣れてきたみたいだ。慣れたというより、タバコを吸うのを我慢することの怖さや、タバコに会えないことの寂しさは確実に減ってきていると思う。心理的依存からは徐々に解放されているということか。

ところで禁煙後の体重だが、ここのところ2日増えて1日戻るを繰り返している。今日は戻った日できのうより1.4キロも減ってる。いつもと同じ食生活なんだが・・・。


禁煙開始からの体重の増減 -0.9kg
     ”   体脂肪の増減 -1.9%

禁煙時間 0年 0月15日 2時間10分
吸わなかった煙草 452本
浮いたタバコ代 6328円
延びた寿命  1日17時間26分


2006年3月31日(金)
禁煙17日   パイポに横穴

人は日常、深呼吸などする機会などめったにないと思うが、喫煙者(特に肺の奥まで煙を入れる人)は一日何度となく深呼吸をしてるのである。少なくとも深呼吸は体にいい。リラックスと覚醒と両方の作用があると思う。しかも腹式呼吸である。ダイエットにもなるんじゃないか?これは僕の推論だが、タバコをやめると太るという理由のひとつは、この習慣化された腹式呼吸をやめちまうからじゃないかと疑っている。腹式呼吸をするだけのための風船ダイエットというのもあるようである。
なので僕は吸う行為の代償と、腹式呼吸のダイエットを兼ねて、吸いたくなったらパイポで深呼吸を続けている。
しかし、僕にとってパイポは吸い込み力がゆるい。フィルターのまわりに穴が空いてる弱いタバコのように空気がスカスカって感じで吸いごこちがイマイチである。たぶん弱いタバコを吸ってる人用に開発されたんだと思う。
そこで吸い込みカをアップさせるため名案を思いついた。ふだんはくわえる部分にかぶせておくキャップを、吸うとき反対につける。しかしそれだとちっとも空気が吸えないので、キャップの横に尖ったもので小さな穴を開ける(写真参照)これでふだん吸っていたタバコの吸い込み力に近づいて快適である。同じような不満を持ってる方はぜひお試しを。
さて、ここのところ同じことばかり言ってるようだが、今の状態は 以前にくらべて気持ちはそれほどタバコ吸いたいと思わないのに、以前と変わらず体はタバコ吸いたいのがムカついてる状態だ。たぶん言ってることわかんないと思うんでわかりやすく言うと、以前にくらべてそれほどタバコを手にとって火をつけて煙を肺に吸い込みたいという欲求は強くないけど、以前と変わらずタバコを吸った状態の体(脳)になりたいという欲求は残ってる。ということなのだが、なんで連日しつこく書くかというと、今禁煙してる人やしようとしてる人たちにぜひ伝えたい感覚だからだ。

ところで、今日はホームページ更新の日なんで、この日記も公開しちまおうかとも考えたけど、そんなわけでまだまだ禁煙が確実なものになってないので、やっぱり控えることにした。いや、確実でないからこそ公開して自分を律した方がいいんだろうか?・・・でもまあ、とりあえず今回はやめておこう。


禁煙開始からの体重の増減 -0.1kg
     ”   体脂肪の増減 -1.7%

禁煙時間 0年 0月16日 9時間41分
吸わなかった煙草 492本
浮いたタバコ代 6888円
延びた寿命  1日21時間 6分

2006年4月1日(土)
禁煙18日   心理的依存

今日から4月だ。今年の桜の開花は早い。花見をする前に散っちまうんじゃないかと心配だ。それにしても僕の禁煙はついに月をまたいでしまった。自分でもなんかすげえと思う。でもご褒美に1本といかないところがつらいところだ。

さて、禁煙4日目にも書いたけど、せっかくなんで禁煙を志す人のために、離脱症状をなるべく冷静に客観的に書くつもりが、ここのところ慎重になりすぎたようだ。結局ここ15、16、17日の3日間同じことを言ってる。
つまり僕の今の状態は、
タバコの身体的依存は同じように続いてるものの、心理的依存はいくぶん軽減された気がする。ということを言い続けてるんだと思う。

確かにニコレットの説明書にも身体的依存と心理的依存があると書かれてはいるが、心理的依存が先に軽減されるとは書いてなかった。今読み返したけど書いてなかったし、ニコレットのサイトでもスターターセットのテープでもそんなことは謳ってなかった気がする。

そんなわけでさっき離脱症状と心理的依存で検索してみたところ、こんなサイト(これは厚生省の委託を受けて運営してるサイトらしい)を発見した。そこには「まず心理的依存から抜け出し、次いでニコチンガムを減らしてニコチン依存から抜け出す」と書かれてある。まず心理的依存から抜け出し、まではとりあえずオレ今の状態と同じである。

しかし、なんでニコレットの説明書はこの大事な部分を書かないんだろう?オレが見落としてるのかもしれないが、少なくとも禁煙の心構えとして大きく謳ってないのは確かだ。これを書くとニコレットの売れ行きに影響するんだろうか?それとも禁煙の心構えとしては良くないんだろうか?それともそんなことは当たり前なので書かないんだろうか?

いずれにしてもオレはこの情報を知る前に心理的依存の軽減を実感できたわけなので、今後ニコレットを減らして身体的依存も減らさなきゃいかんと思うわけなんであるが、少々腑に落ちないのはオレは今までタバコが吸いたくならないように禁煙を続けてたつもりであって、心理的依存を軽減するために禁煙を続けてたつもりはなかったということだ。


禁煙開始からの体重の増減 +0.1kg
     ”   体脂肪の増減 -1.9%

禁煙時間 0年 0月17日20時間24分
吸わなかった煙草 535本
浮いたタバコ代 7490円
延びた寿命  2日 1時間 2分

2006年4月2日(日)
禁煙19日   吸うな!食うな!飲むな!運動しろ!

それでなくても禁煙は太るんである。
この日記は禁煙日記なんだけど、サブタイトルは、吸うな!食うな!飲むな!運動しろ!(もう一度自分をいましめるために朱書太字で書いとく)である。禁煙と一緒にダイエットしてることを忘れちゃいけない!
ここのところ体重は、ちょい増、ちょい増、減。ちょい増、ちょい増、減。を繰り返していた。2日は増えるんだけど、3に目には必ず戻るんである。結構食べちゃったとしても3日目には戻っていた。というわけできのうは3日目の戻る日だった。どんなに食べても戻るんである。というわけで僕は暴挙に出た。3日目に体重が戻る自分の体質を信じて大いに食って飲んでみたのである。
そして今朝恐る恐る体重計に乗ってみた。しかし三日目の奇跡は起きなかった。きのうより900グラム増。ダイエット開始以来最高記録樹立である。
さっきも書いたけど、もう一度自分をいましめるため、きのう食って飲んだものを書いとく。
きのうは劇団関係の友人たち3人と芝居を観たあと新橋の串揚げ屋で、酎ハイ2杯と日本酒1合。何人かいると僕はあまりつまみには手をださない方で、キャベツなんかをかじって串揚げは2本だけで店を出た。カラオケに行く話になったが忙しいとか断って電車に乗った。
ここまでは実によろしい。これで帰れば文句なしだ。
しかし電車の中でだんだんいい気分というか飲み足りない気分になって、改札を出たら左に曲がんなきゃいけないところを右に曲がって円という馴染みのおでん屋にちょっと1杯のつもりで行ってしまった。
運悪くいつもの飲み仲間がそこにいた。彼も最近禁煙したのである。僕はニコレットを噛んでパイポをくわえながら彼と禁煙の話で盛り上がり、ホッピー2杯と300mの冷酒1本と常温1合、おでんは大根としらたきとソーセージとがんも。マグロとホタルイカの刺身、ユッケ、鮭のハラス焼き、ぬか漬け、もうかなり飲みすぎ食べすぎである。それに血圧が高いというのにだいぶ塩分もとりすぎだ。
これで帰らなきゃいけないのに、店を出たら足はフラフラとラーメンむつみ屋と向かった「どうせ3日目だから体重は戻るんだい!それにオレは禁煙してるんだい!偉いんだい!」エスカレーターを登りながら新しいニコレットを噛んで自分に言い聞かせたのを覚えている。
むつみ屋についたらラーメンだけ注文すればいいものをレモンサワーと叫ぶ。
飲みすぎたいつものパターンの自暴自棄だ。さらに餃子とチャーマヨを注文。さらにレモンサワーをもう1杯。やっと白みそラーメンを注文。麺だけ食ってればいいものを残り汁にチャーマヨ入れて完食。
帰り道の記憶は定かじゃない。たぶんコンビニに寄ったんだと思う。家に着いたらすぐに爆睡。起きたら買った覚えのないキャラメルが2箱あって、すでに1箱は食っちゃてて、いつ食ったのか、なんでキャラメルなのか全然理解できなくて、すごく反省して、そのあと体重計ってものすごく反省して、猛省しながらこれ書いてます。
でも1ヶ月前まではこんな生活が普通だった。確かにきのうの夜は飲みすぎ食べすぎではあるが、朝昼はほとんど食ってない。でも以前はこんな食生活にさらに昼はとんかつ定食なんかを食っていた。それでもそれほど体重は増えなかった(と思う)やっぱり禁煙は太るんである。


煙開始からの体重の増減  +1.0kg
     ”  体脂肪の増減 -1.8%

禁煙時間 0年 0月18日14時間24分
吸わなかった煙草 558本
浮いたタバコ代 7812円
延びた寿命  2日 3時間 9分

2006年4月3日(月)
禁煙20日   ニコレット3箱目

というわけできのうは猛省して、吸うな!食うな!の他に飲むな!も実行してみた。
果たして結果は・・・きのうより1・8キロ減である。いつものパターンだとこの後2日間じわじわと太るんである。そんなわけでとりあえず今日も思い切って酒飲むのやめてみようかと思う。2日連続で飲まないってことはここ何年かないように思う。吸うな!食うな!を実行してるうえに飲むな!はかなりつらい(というより寂しい)と思うのだが、これで明日体重がどうなってるかを楽しみに今夜も飲むな!を実行してみることにする。

さて、ニコレットミント48個入りも今日でなくなりそうなんで、さっき近所のスーパーに寄ったついでにスーパーの中に入ってる薬屋コーナーで値段見てみたら、なんと96個入りが5980円で売ってるではないか!マツキヨもサンドラッグも7000円以上なのに破格である。迷わず購入したが、今度はミントじゃなくてふつうのやつにしてみた。試しにさっき噛んでみたらミントに慣れてるせいか「ヤニくせ〜」って感じだった。まあ、でもこんなもの早くやめたいんでうまくても困るわけで、ヤニ臭いと感じるのはいいことかもしれない。以前は1個あたり約70円だったけど、今回はのニコレットは約60円だ。これでニコレット1日7個以下にになれば今まで僕が吸ってたタバコ代を下回る計算になる。でもこないだの48個入りも6日でなくなったので、一日平均8個というのは変わらない。でもまだ無理に減らすのはやめとく。タバコやめてるうえに、メシも酒も減らして、ニコレットまで減らす努力をしなくちゃいけないのはストレスが多すぎる。

禁煙開始からの体重の増減 -0.8kg
     ”   体脂肪の増減 -1.1%

禁煙時間 0年 0月19日15時間31分
吸わなかった煙草 589本
浮いたタバコ代 8246円
延びた寿命  2日 5時間59分

2006年4月4日(火)
禁煙21日   漁師系演歌

約束通りきのうも飲むな!を実施してみた。そんで本日の体重測定の結果は、きのうより1.1キロ減、体脂肪も元に戻った。2日間の減った分の合計は2.9キロである。すげえ!おとといの猛省のおかげである。二日連続体重が減ったのも久しぶりだが、二日連続酒を飲まなかったのも実に久しぶりである。ひょっとすると今日も飲まないで過ごせば3日連続減量するんだろうか?でも今夜はある女性と食事の約束してるし、たぶん無理だ。

ところで、ここのところ演歌のアレンジの仕事に追われてる。
やっぱり演歌にはタバコが似合う。曲の世界に入り込むほどタバコが吸いたくなってしまう。しかも今回の演歌は「漁師系」である。
禁煙して健康に気を使ってる漁師なんぞに大漁は期待できない。
色黒の、筋肉質の、くわえタバコの海の荒くれ者が網や綱を引く姿こそ漁師系演歌だ。

インフルエンザで重症のときコミックソングを作らされてひどい目にあったが、禁煙中の漁師系演歌のアレンジも厳しいものがある。
ああ、早く終わらせてクレヨン社にとりかかりたい。
少なくとも柳沼の書く曲はタバコを連想させない。
禁煙中にはもってこいである。


禁煙開始からの体重の増減 -1.7kg
     ”   体脂肪の増減 -1.9%

禁煙時間 0年 0月20日19時間25分
吸わなかった煙草 624本
浮いたタバコ代 8736円
延びた寿命  2日 9時間12分
2006年4月5日(水)
禁煙22日   禁酒3日

どうもここのところ今日の日記に、きのうのことを書いてしまう傾向があるのだが、最近は朝起きて体重はかってそれをメモしてそのまま日記に書いてしまうからだ。
これからは夜書くように心がけよう。でも今日も朝だけど・・・


で、なんと昨日も飲まなかった!3日連続の禁酒である。
思えば、吸うな!飲むな!の状態が3日間続いてるなどというのは、恐らく少年時代以来じゃないかと思う。
きのうはある女性との食事の約束だったのだが、その女性とはいつもジャンキーな立ち飲みふうな店で飲んで食うのが長い間の定番になってる。でも僕が「3日連続飲まないと体重どうなるか実験したい」と申し出たら快諾してくれた。
しかし、メシだけ食う店というと、行きなれてなくて探すのに苦労したが、結局「おはち」という「大戸屋」みたいな定食屋で食うことにした。しかし酒を飲まずに夜のメシを外で食うと、経済的なのはいいけど、なんでこうにもあっけなく終わっちまうんだろうと驚いた。

というわけで本日の体重である。さらにきのうより400g減だ。3日連続の減少は始めてである。
なんと!この3日で3.3キロも痩せたことになった。
このまま禁酒を続けると痩せていくんだろうか?

タバコを我慢するのは相変わらずつらいが、酒は飲まないと決めれば我慢という意識はない。けど、飲み始めると適量で終わらせるのには我慢がいる。ということは飲まないでいるほうがマシか、でもこの3日間酒のない夜はさみしいというか、味気ない時間だった。
今夜をどう過ごすか・・・まだ決めてない。


ところで、気づいてみたら僕は朝起きたらすぐにニコレットを噛むという習性ができてしまったようだ。朝起きたらすぐにタバコを吸う人は(僕もそうだった)依存度重症だという。ニコレットには依存性がないというがほんとだろうか?相変わらずニコレットは勘定してないが減ってはいないと思う(増えてもないと思うが)

禁煙開始からの体重の増減 -2.1kg
     ”   体脂肪の増減 -1.4%

禁煙時間 0年 0月21日 9時間57分
吸わなかった煙草 642本
浮いたタバコ代 8988円
延びた寿命  2日10時間51分

2006年4月6日(木)
禁煙23日   二日酔い?

日記は夜書こうときのう書いたばかりなのに、今日もまた朝っぱらから書いている。目が覚めると体重が気になってしまうからだ。なので朝起きたらすぐ計って、記録したら、日記を書きたくなってしまうのである。もちろんタバコ(禁煙してること)も気になるが、こんなふうに体重も気になり始めたのはいい兆候だと思ってる。

きのうは漁師系演歌を納品に品川の音楽事務所に出かけた。気に入ってくれたのはうれしいけど、また同じ系統を2曲ほど頼まれた。タイトルからしてタバコが吸いたくなるような曲である。ああ、クレヨン社!発売日が・・・でもクレヨン社を支えていくためにも漁師系を早く仕上げなければ!

品川を出たのがずいぶん遅い時間だったんで、帰り道に晩飯どうしようかと考えたんだけど、またどこかによるとこないだみたいに酔いつぶれる可能性もあるので、意を決してスーパーで野菜を買って帰宅後料理を始めた。根菜たっぷりで豚肉少々で薄味でヘルシーで大量なとん汁である。
しかし煮込んでる間ちょっと1杯のつもりがいけなかった。ホッピー2杯と決めてたのに、飲み始めると酎ハイをもう1杯、日本酒もう1合、そんでまたもう1合飲んでしまった。3日ぶりの酒である。飲まない日を作るのは簡単だが、少しでやめておくのはほんとにむずかしい。でもふだんの僕の量としてはきのうの量は決して飲みすぎじゃないはずだった。
でも今朝起きてみたら変な感じである。しばらく味わってなかった懐かしい感覚が蘇ってきた。軽い二日酔いである。でも、きのうは酔いつぶれたわけじゃないし、ずっと電話しながら飲んでたし、ちゃんと記憶もあるのに、すごく不思議だった。ひょっとすると「3日間禁酒」してたのが原因かも知れない。だとしたらこれはいいことかも知れない。しかし3日で酒が弱くなるものだろうか?まあ、これがきっかけとなって酒量が減る方向に向かえばいいけど・・・。

で、体重なんだけど、3日続けて減ってたのに、きのうの酒のせいか1.1キロ増えてしまった。3日で3.3キロ減で1日で1.1キロ増か、でも体脂肪がきのうより1.1%減ってる。忙しい体だ。


禁煙開始からの体重の増減 -1.0kg
     ”   体脂肪の増減 -2.5%

禁煙時間 0年 0月22日11時間33分
吸わなかった煙草 674本
浮いたタバコ代 9436円
延びた寿命  2日13時間47分


2006年4月7日(金)
禁煙24日   日記公開!

今日のホームページ更新に合わせて、
この禁煙日記を公開することにした。
理由は今月のあいさつ(2006年4月)にも書いたのだが、それ以外の大きな理由としては心理的依存がだいぶ軽減されたというのが実感できるからである。
もちろんタバコ吸いたいという身体的依存は相変わらず続いてるし、「1本だけ、1服だけ・・・」と思ってしまうことも変わらないのだが、今の心理的依存度を自分なりに分析してみると・・・
●たぶん、もう自分でタバコは買わないだろうと思える。
●それと、知り合いが吸ってて「1本ちょうだい」とも言わないと思う。
●また、絶妙なタイミングで知り合いから「どう?1本」と勧められたら、たぶん厳しい状況に陥るとは思うが、断れると思う。
●でも、少々恐れてることは、何かの拍子に自分のかばんや、しまっておいたコートのポケットや、引き出しの奥とかから、吸い忘れたタバコがでてきたらどうしよう、と思うことがある。即効で潔く捨て去れるだろうか?今はそんなものが出てこないことを祈ってるのと、喫煙者が我が家へ来たとき、くれぐれもタバコの忘れ物をしないように言い聞かせることを心がけている。

ところで、本日この日記を公開するにあたって、書いた日記を読み返してみた。すると自分のことを「オレ」と書いてるのが気になった。書いてるときは「オレ」という表現が一番自然だったんだけど、みんなが読むことを考えると少々乱暴だし、結構マジメに書いてるのに不真面目な印象を与えかねないと思って、「私」に置き換えたんだけど、ぜんぜんガラじゃないし、「俺」でも印象は変わらないので、「僕」に書き換えました。タバコと酒の話題で「僕」というのもなんなんだけど、エッセイも「僕」で書いてることだし、これから僕は「僕」で行きます。途中書き換え忘れやあえて「オレ」を使ってるところもありますが気にしないでください。
それと日記の前後で言ってることのつじつまが合わなかったり、一人で盛り上がって何言ってるかわからないところもあるかと思いますが、まあその日の記録ということで、これも気にしないでやってください。

というわけで体重はまた増えた。3日連続減ったからその3倍の9日間増えるんだろうか?きのうの酒量は普段の量の半分だったんだけどなあ・・・

禁煙開始からの体重の増減 -0.4kg
     ”   体脂肪の増減 -1.7%

禁煙時間 0年 0月23日14時間 6分
吸わなかった煙草 707本
浮いたタバコ代 9898円
延びた寿命  2日16時間48分

2006年4月8日(土)
禁煙25日   それにしても禁煙は太る   

昨夜は某出版社主催の花見と称する飲み会だった。
きのうの出席者は誰もタバコを吸わなかった。そのせいか僕が禁煙してることに誰も気づいてくれない。割り勘だったのでふだんは元とるために結構飲むんだけど、体重を気にしてだいぶ控えたはずだった。でも今朝は体重400グラム増だ。3日下がって3日上がって結局元に戻った。控えてるのに増えちまうというのが戦闘意欲をなくしてしまう。しかし禁煙始めてから本日25日目で体重プラスマイナス0、体脂肪1・4パーセント減である。禁煙は太ることからある程度はダイエットできてると考えてもいいんだろうか?
それにしても禁煙は太るんである。さっき4年近く続いてる個人の禁煙日記を見つけた。僕と同じくニコレットを使って体重も刻銘に記録してある日記なので丹念に読んでみたのだが、禁煙後1ヶ月で4キロ、2ヶ月で8キロ、半年で12キロ増え続け、さらに15キロまで増えてしまったようだ。その後は散歩生活を続け地道に体重を落としてるようだが、ぜひがんばってほしい。
僕の方は明日も宴会で、あさっても飲み会である。
せめて今日は吸うな!食うな!飲むな!でいこう。


禁煙開始からの体重の増減 0.0kg
     ”   体脂肪の増減 -1.4%

禁煙時間 0年 0月24日11時間13分
吸わなかった煙草 734本
浮いたタバコ代 10276円
延びた寿命  2日19時間17分

2006年4月9日(日)
禁煙26日    花見

今日は花見だった(日付が変わってから書いてるんで、きのうのことなんだけど)毎年僕が主催でやってるんだけど、今年は開花が早すぎて葉桜なんでみんなで花見会場を散策したあとに我が家で宴会することにした。
いつもは花見弁当を人数分こしらえるのだが、今回は家に人が集まるので重箱におかずを詰めたバイキング形式して和室に花見シートを敷いてひしめきあった。六畳間に16人である。
宴会は夕方4時から始めたんだけど、料理は朝っぱらから始めて15品ぐらい作ったので味見だけで腹いっぱいになってしまった。なので宴会中はひたすらニコレットを噛んでほとんど料理には手をつけずじまいだった。
16人中喫煙者は3人だった。「喫煙はOKだけど、たばこの忘れ物だけはしないで!」とくれぐれも注意したのに、忘れていきやがったヤツがいた。禁煙初日に登場したH氏である。それもピンク色のピーチとかいう見たことのないタバコだったが、即効で箱ごと水をかけて捨て去った。
おととい「忘れたタバコを見つけたとき自信がない」と書いてたけど少し自信がついた。
けど、あれが僕の好きなタバコだったら・・・タバコをみつけたとき僕一人だったら・・・と思うとやっぱりちょっと自信がないかも。

今日は絶対体重が増えてる。だけど明日も(今日)宴会なんである。今あんまり落ち込みたくないから今日だけは体重は計るのやめておこう。

禁煙時間 0年 0月26日11時間23分
吸わなかった煙草 794本
浮いたタバコ代 11116円
延びた寿命  3日 0時間47分
2006年4月10日(月)
禁煙27日   休肝日

三日連続の宴会だった。
さぞかし太っただろうと思ってさっき恐る恐る体重計に乗ったんだけど、2日前と変わらなかった。今夜は少々テンション上げ気味で望まないといけない飲み会だったもんで、あんまり気にしすぎないように今朝は体重計らなかったんだけど、増えてなくて何よりだった。
先週は3日続けての禁酒を実行して体重を減らすことができたが、ここのところ3日連続の飲み会だったので、今週も明日から連続禁酒に挑戦してみようと思ってる。
そんなわけで、そろそろ禁煙にも慣れてきたので今度は飲むな!のガイドラインもそろそろ決めようと思ってる。とりあえず休肝日週二日は守れそうな気がする。それも完全に肝臓を休ませるためにも2日連続休肝がいいらしい。
ところでさっき何気なく「禁煙にも慣れてきた」と書いてしまったけど、確かに慣れたって感じはする。でも、吸いたくなくなったわけじゃなくて、吸わないのを我慢するのに慣れたって感じである。


禁煙開始からの体重の増減 0.0kg
     ”   体脂肪の増減 -2.5%

禁煙時間 0年 0月27日 2時間20分
吸わなかった煙草 812本
浮いたタバコ代 11368円
延びた寿命  3日 2時間26分

2006年4月11日(火)
禁煙28日   ニコレットは効いている

3日宴会が続いたんで、今日は休肝日とした。
今日はずっとこもりっきりで仕事してたんだけど、1日中天気が悪いせいか、3日続いた宴会のあと一人ぼっちになって急に寂しくなったのか、今夜は飲めないと思ってるからか、それともやっぱり禁煙の影響か、ずっと気分が沈んだままの1日だった。
離脱症状の代表格は吸いたいイライラだが、その他にも、眠気、不眠、欝、と挙げられてるが、とりあえず最近みんな当てはまる。まあ、禁煙のせいにしてるだけなのかもしれないけど・・・。
きのう「禁煙にも慣れてきた」と書いて「吸わないのを我慢するのに慣れた」と訂正したけど、今日改めて考えてみると「吸いたいイライラをニコレットでコントロールするのに慣れてきた」と言う方が正しいかもしれない。最初のころはほんとうに効いてるかどうか疑わしいと書いてたけど、やっと最近になってニコレットは効いていると確信できる。


禁煙開始からの体重の増減 0.0kg
     ”   体脂肪の増減 -2.1%

禁煙時間 0年 0月27日21時間55分
吸わなかった煙草 837本
浮いたタバコ代 11718円
延びた寿命  3日 4時間43分

2006年4月12日(水)
禁煙29日   ガマ?

今日(書いてる時点ではきのう)は渋谷で「デジタル音楽業界勉強会」なるものに出席した(というよりさせられ)。驚いたことが3つあった。当然出席者の非難の的になるであろうと予想されるJ○SRAC関係者が出席していたこと。みんな恐ろしく頭がいいこと。そして喫煙OKな会場なのに30人を超える出席者の誰一人としてタバコを吸わなかったこと。である。知的レベルと喫煙には関係あるのだろうか?予想通りJ○SRACはやり玉にあげられていたが粛々と回答していた。さすがいい度胸である。
同行者が2次会は出席しないとのことだったので、今夜は飲まずに済むと思ったんだけど、その後に会ったやつが悪かった。ちょっと前の僕と同じの大酒のみのヘビースモーカーである。四谷のQRに寄って音資料をもらってくる用事だけのはずだったんだけど、ちょっと一杯と誘われて四谷では珍しい「鈴傳」という立ち飲みやに連れて行かれた。で、ちょっと一杯のつもりが後で彼の仲間が2人加わり話がはずんで、ビール2本に「一の蔵」2合である。でも彼は確か「東洋美人」とかいう酒を5〜6杯飲んでた。
酒にタバコはつきものである。特にこの店のように立ち飲みなどというジャンキーな飲み屋には欠かせない。すごく吸いたくなる。それで最近はジャンキーな飲み屋ではニコレットを噛みながら酒を飲むようにしている。酒飲むぶんにはニコレットはOKなのだが、つまみを食うとなると邪魔である。それでつまみを食うときは写真のようにコップのふちに噛みかけのニコレットを貼り付けて、食い終わったらまた口の中に入れるようにしてる。あくまでもジャンキーな店での話である。今日はたまたまデジカメを持ち歩いてたので撮ってみた。
四谷を後にしてそれからが良くない。禁煙19日と同じことをやってしまった。改札出て左のところを右に曲がっちまった。でもそのときは「飲まない!ラーメンだけ!それもあっさり系!」と決めていた。なので最近オープンした駅前の吉野家も松屋も、こってりのむつみ屋も通り抜け日高屋にたどりつき「野菜たっぷりタンメン」と注文。ここまでも百歩譲って許してもいいが、そのあと「それと・・・レモンサワー」と言ってしまった。ああ、運悪く野菜たっぷりタンメン出てくるの遅かった。レモンサワーを飲み干してしまった。「あの・・・冷酒」言ってしまった。でも幸いというかこの冷酒がうまくなかった。保存状態に問題ありだ。冷酒を半分残して麺とスープも半分残して店を出た。
すると変な生き物が路上をのそのそ歩いてるのを発見。体長20センチぐらいのでかいカエルだ!道路に出てクルマに轢かれないよう脅かして方向を変えさせようとしたが、ノロマでカエルのくせに跳ねようともしない。やっと歩道に上がってくれたので、たまたま持ってたデジカメで記念撮影した。本日2枚目である。これはガマガエルというやつか?なんで街中をこいつが歩いてたのか検討もつかない。このガマはいつまでもこのポーズのまま動かないので、轢かれないことを祈りつつ帰宅した。そしていつものように反省して、寝て、起きて、これ書いてる。そんでこれからシャワー浴びて、体重計って、たぶん落ち込んで、本日もタバコを我慢しながら仕事を始めるのである。


禁煙開始からの体重の増減 0.9kg
     ”   体脂肪の増減 -2.6%

禁煙時間 0年 0月29日 9時間37分
吸わなかった煙草 882本
浮いたタバコ代 12348円
延びた寿命  3日 8時間51分

2006年4月13日(木)
禁煙29日   空気清浄機

今日は一日こもりっぱなしで、ひたすらサンプリング波形の編集にいそしんだ。おとといほどじゃないけど、どうもこもりっぱなしだと気が滅入る。タバコ吸ってたころはこんなふうじゃなかった気がする。
もうずいぶん吸わないことには慣れてきたんだけど、相変わらず定期的にやってくる「タバコ吸いたい」衝動に「でも禁煙してるからニコレット噛もう」という繰り返しが滅入らせている原因かもしれない。
さらにニコレットは惜しみなく使うと決めながらも、ニコレットの使用量がちっとも減ってないと感じることも落ち込ませる。

ところで僕のスタヂオに置いてある空気清浄機は、禁煙して30日経とうとしてるのに、排気にまだタバコの匂いが残ってる。フィルターは5年持つそうだがまだ1年である。タバコの匂いはかなり強力なんだと実感できる。
でもときどき強制的に運転させて排気の匂いを懐かしんでる僕がいる。まことに哀しい。ついでに今日はどこにも出かけず冷蔵庫にあるものだけ食ってたんでなお哀しい。でもおかげで禁酒できた。一応今週酒休2日は達成であるが、2日連続は無理だったようだ。
ああ、禁煙も明日で1ヶ月を迎える。1週間のときは長く感じたけど、1ヶ月となると案外短いと感じるのが不思議だ。


禁煙開始からの体重の増減 0.4kg
     ”   体脂肪の増減 -2.7%

禁煙時間 0年 0月29日23時間 4分
吸わなかった煙草 898本
浮いたタバコ代 12572円
延びた寿命  3日10時間19分

2006年4月14日(金)
禁煙30日   禁煙1ヶ月達成! 

禁煙1ヶ月を迎えた。
今の率直な気持ちは「吸いたい気持ちは変わらないけど、吸おうとは思わない」である。わかりやすく言うと、「別れた彼女は今も好きだけど、会おうとは思わない。」という感じだろうか。
「今までずっと吸い続けていたタバコを、いつになったら吸いたくなくなるのか?」ということばかり考えてきたが、これは「今までずっと愛し続けた女(男)をどうしたら嫌いになれるか?」という考えに似ている。やはり無理な話である。
しかし、禁煙半月めぐらいから「タバコを吸いたい気持ちは変わらないけど、吸わないことを我慢することに慣れた」と書いてるように、「彼女(彼)を好きな気持ちは変わらないけど、彼女(彼)のいない生活に慣れる」ことはできると思う。
禁煙は失恋に似ている。時が心の傷を癒すのである。

さて、今度こそ禁煙を確実なものにするためと、これから禁煙を志す人の参考になればと思って、禁煙5日前から、本日禁煙1ヶ月まで毎日つけてきた禁煙日記であるが、今後はHPの更新日を中心に随時更新の予定である。単にめんどくさくなったわけじゃなく、今後は早くタバコ(彼女)のことを忘れる努力をすることが必要だからである。
今は少なくとも1日に8回以上(ニコレット噛むたびに)タバコ(彼女)を思い出している。だから、ほんのたまにしかタバコ(彼女)のことを思い出さない。そして思い出したときは、吸いたい(逢いたい)ではなく、懐かしい過去の記憶として蘇ってこそ、禁煙達成と言えるのではないか。
長い道のりである。
その昔、僕の愛したタバコ(彼女)は今でも愛しい。でも吸わない(逢わない)。吸わないからこそ(逢わないからこそ)おまえは永遠に愛しい。なぜなら僕にとっておまえは青春そのものだからだ。
二十年後にこんなふうに言ってみたい。


禁煙開始からの体重の増減 -0.6kg
     ”   体脂肪の増減 -2.4%

禁煙時間 0年 0月30日16時間 3分
吸わなかった煙草 920本
浮いたタバコ代 12880円
延びた寿命  3日12時間20分

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